ピンの交換

 太めのピン。品番変更があり旧品番は9S9L-50-6014だったが、新品番は9S9L-50-6007になった。見た目も全然違う。下が新品番のもの。



 これを打ち込む。



 試しにもともと付いていた細めのピンを入れてみた。が、ずぼずぼだった。細めのピンはバネが劣化しているのかもしれない。



 次に細めのピンを用意した。これも品番変更があり、旧品番は9S9L-50-3034だったが、新品番は9S9L-50-3037になった。



 さすがにこれはポンチで叩かないと入れることができなかった。バネが機能している証拠だ。



 新品に打ち替え完了。これで「遊び」以外のガタが無くなった。この部分のガタの問題は、他の過走行車でも発生している可能性が高いため、各自で確認と対策を行って欲しい。




 もしシャフトの穴径までもが大きくなっていた場合は、タップでネジを切ってボルト留めするしか手が無くなる。この方法はワークスの二駆のミッションで採用されている方法なので実績はある。

 今回はこれでおしまい。次回はいよいよ異音のするミッション本体を分解していく。