ピンの構成と外観

 ピンは2段構成になっている。太めの44番のピンの中に、細めの43番のピンが入っている。これでピン自体の強度を確保しているのだ。



 太めのピンをみてみた。なんと段付き摩耗を起こしている。





 このピンはバネになっていて直径が一様でないため、どの程度段付き摩耗しているのか測定しにくい。なので測定結果は載せていない。細めのピンには段付き摩耗はなかったが、バネとして機能していないこともわかった。太めのピンにポンチを使わずとも簡単に入ってしまったためだ。
 また、ピンの打ち込み方でレバーのガタが無くなることもわかったので、ガタの原因はこのピンにあると断定した。


 次頁では、ピンを新しいものに交換する。