オイルパンを見る

 にじんだオイルがオイルパンに付着し、そこに大量の埃等が付着していると思われるオイルパン・・・だったのだが、いろいろやってみるとすごいことになっていることがわかった。



 オイルパンの表面を拡大した写真。



 オイルまみれの埃を落とそうとしたら、なんと埃ではなく錆だったのだ。この写真から、錆の厚みがわかるというもの。



 錆が取れる取れる。



 錆を取ったあとのオイルパン。この状態でブレーキクリーナーをかけ脱脂してみたのだが、まだオイルっぽい。つまり、錆取りは完璧ではないということだ。



 オイルパンの表面。ボコボコである。



 融雪剤の影響がこんな所にも出ていようとは。滲んで垂れてきたオイルが、結果的に防錆材としての機能を果たしていない。オイルパンから完全に錆を除去したら、肉厚が相当薄くなってしまうぞ。


 今回はこれでおしまい。次回はオイルパンをはぐり、メタルを見ていく。このメタル、23万キロ無交換の奇跡のメタルなのだ。