P100-61-216の場合



 このホースは、エンジンフードをあけてすぐに見えるホース。ヒーターコアを通ったクーラントがシリンダーブロックに帰ってくるラインに使われているホースだ。



 左側の写真が走行23万キロ・放置3年のホース。中央の写真が走行7.8万キロ・放置10年のホース。右側が新品だ。走行距離が伸びるにつれ、徐々に太くなっていくことがわかる。が、問題ない範囲だろう。



 反対側の口の外径。同様に左側が走行10万キロ・放置3年のホース。新品と比較すると2mmほど太いが、7.8万キロのホースと同等だ。あまり劣化していない??



 23万キロのホースには、押してみると微妙にクラックが入っているようにみえる部分があった。が、ホースクランプを取り外す時に付いた傷とも考えられるため、劣化でクラックが入ったのかどうか判定できない。また硬度が違っていたりはしていなかった。致命的な劣化は見られないと判断する。