ロードスター プロトタイプ、下回り

 試作車恒例、下回りを見ていく。プロトタイプはX508のファミリア、即ちハッチバックを採用したFRのファミリアがベースとなっている。

 フロントサスペンションは、AZ−1と同様にロアアーム1本で支えるストラット。ロアアームの前後方向の動きの規制はスタビライザーはなく、矢印でしめすテンションロッドで規制されている。なんか、軽トラみたいな構造である。



 驚くべきことに、ステアリングラックブーツの1つが、完全に無くなっていた。これぐらい修理しろよ。



 中央に見えるのはオイルパン。また後方にのびているのが排気管になる。が、鉄でできているためか赤く錆びている。触媒もついていない(まあ当然か)。



 すごく変な角度で取り付けられているマフラー。ちょこっと見えるリアアクスルのケース。リアサスは独立していない。ますますイギリスのライトウエイトスポーツっぽい。



 矢印で示すのは、トレーリングアーム。



 さすがにドラムブレーキではなかった。



 今回はこれでおしまい。次回は、物作り関係を見ていく。