ミュージアム展示車両の秘密
屋外に出されたからこそ、見えてくるものがある。
実は「半ドアになる病」に犯されていることがわかった。そこでロックの部分を見てみると、黒いコーティングが剥がれていた。そりゃ半ドアになるわ。が、ここでまた1つわかってしまった。ミュージアムの車両はドア開閉の回数が少なかったはず。にもかかわらず、黒いコーティングが剥がれるということは、経時変化の影響も大きいということだ。
明るいところに出されたからこそわかったこと。左のフロントフェンダーの色がボンネットやドアと合っていない。これは目視でわかるレベル。
上の写真ではちょっとわかりにくいため、EV値を変化させて写真を撮影した。左のフロントフェンダーの色が明るいのだ。
ドアダンパーが新品になったのは一歩前進だが、新たな異常箇所の発見もあった1日となった。