交換したクラッチ、その1

 ミッションをはずしたところ。クラッチカバーはまだついたまま。



 カバーをはずしてクラッチをはずし、新品と比較する。右側が、はずしたクラッチ。



 はずしたクラッチ。明らかに摩耗している。この程度で滑り始めるといえる。外したときの走行距離は、メータ読みで約9万5千キロ。このスクラムトラックには10万キロの桁がないため、ひょっとすると走行距離は19万5千キロかもしれない。正直、はっきりしない。



 とりはずしたクラッチの表面。ちなみに滑りはじめは突然だった。ある日、立体駐車場に車を止めようとした。駐車前に上り坂を上っている時は何の問題も無かったのだが、駐車場から下り坂を下って出て行き、その後駐車場外の公道を走るのに加速しようとしたら、エンジン回転数の割にスピードが出ない状況に陥った。はじめは気のせいかと思ったが、やはり明らかにおかしい。スピードが遅いときに加速しようとすると(例えば1速で発進するとか)問題無いのだが、2000rpmで3速に繋ごうとするとクラッチが滑って加速しない。
 こんな状況が走るたびに悪化してきたため、緊急交換となった。



 次頁では、はずしたクラッチの摩耗度合いを測定する。