ストライカー改造

 というわけで、「鳴かぬなら、みんなで作ろうホトトギス」の原点が、エクセレントポピニカのストライカーを改造したAZ−1である。今まで数々の改造例が報告されてきたいが、他を圧倒する改造ストライカーが現れた。これが、にっしゃさんのストライカーである。
 愛車を再現したものなのだが、そのこだわりが尋常ではない。


 ナンバーがついているのは当たり前。よく見ると車検と6ヶ月点検のステッカーまで貼ってある。


 リアもこんな感じ。MSの2本だしマフラーに変えられている。が、ここまではよくあるパターン。ここから先が他の追随を許さないのだ。


 リアのエンジンフードをあけたところ。なんとガスタービンエンジン(笑)が取り外され、F6Aエンジンに換装されているではないか。さらにエンジンルームをよく見てほしい。インマニには「EPI」のステッカーが、さらにはラジエターのリザーブタンクにも黄色の注意書きが貼ってある。またバッテリーのステー、スターターの電磁スイッチ部分、フュエルフィルターが金色に塗られている。もちろんプラグコードもある。エンジンルームまでほとんど完璧に再現されているのだ。
 この写真をみるとエンジンルームにのみに注意が払われがちになるが、もう少し上のルーフの部分も見てほしい。驚くべきことにゴムのモールが貼ってある。このこだわりようには、ただただ驚くしかない。

 このエンジンルームで発揮された細かいこだわりは、内装にも反映されていた(写真をなくしてしまった・・・)。ハザードランプのスイッチ、オーディオ類も見事に再現されていた。まさに究極のAZ−1のモデルと言えよう。