1/35計画

 「鳴かぬなら、鳴かせてみようホトトギス」とは豊臣秀吉。これに対し「鳴かぬなら、売ってしまおうホトトギス」という風潮が趣味性の高い車の中にまではびこってしまい嘆かわしい限りの現在、「鳴かぬなら、みんなで作ろうホトトギス」という根性の車が存在する。これがAZ−1だ。
 ないものはみんなの力で協力して作ってしまう。たくさんの人が集まり購入するから採算がとれる。今まで存在しなかったものが入手できるので、みんな幸せになれる。袴田さんの1/35計画もその1つだ。佃煮で紹介されたものは一次原型であり完成品ではない。この原型をもとにして最後の詰めの修正が行われ、ノーマルとMSVがセットになって販売される予定だ。
 では早速一次原型を見てみよう(といいつつ、最終原型を00年1月30日に紹介しているのであまり意味が無くなってしまったのだが・・・)。

 

 さて皆さんいかがだったろうか。'99年に販売された1/24スケールのガレージキットがあまりに似ておらず大コケしただけに、否が応でも期待が高まる。