リアキャリパの分解、その1

 最初にピストンを外す。このリアキャリパの場合、フロントのキャリパとは異なり、圧縮エアを吹き込んだら外れるという構造にはなっていない。外すには、矢印で示す溝にラジオペンチなどの先のとがったものか、SSTを使って左に回していく。



 すると、どんどん伸びてきて外れる。ゴムのシールは、根本(キャリパ本体側)をこねくればとれる。



 ピストンを外した内部。壁面に錆の発生は認められない。



 真上から見ても、錆の発生は認めれない。



 これ以上分解するには、さらなるSSTめいたものが必要となる。ジョーの長いスナップリングプライヤーだ。ほとんど同じものがいろいろなところから売られているが、モノタロウが一番安かった(1000円くらい)。



 これをつっこんで、スナップリングを外す。



 すると、内部の構成部品が出てくる。錆の発生は認められない。