パレードラン、その1

 今回の目玉その1が、このパレードラン。富士スピードウエイを時速60kmで3周するというものだ。103台ものAZ−1やCARAが連なったその光景は圧巻そのものだ。


パレードラン開始前の撮影タイム



 見よこの勇姿!。メインスタンド前に集合したAZ−1やCARA。約33台づつ3列に並んだ。全く隙間なしで並んだとすると全長は130m強。1mの間隔があったとするならば約170mにもなる長さだ。かつてこれだけのAZ−1がサーキットを埋め尽くしたことがあっただろうか。先頭は左からG.Wingの室伏会長号、真ん中はサブローの200万円ボディーに身を包んだ史上最高値AZ−1である新婚ほやほやのリンダ号、一番左はG.Wingの野毛号だ。サーキットの実況の人も、我々に向けて実況したのかはたまた誰もいないメインスタンド(笑)に向かって実況していたのかいろいろと喋ってくれたのだが、何を喋ってくれたのかよく覚えていない。



 記念撮影タイムも終わり、いよいよパレードランの開始となった。全長4470mの富士スピードウエイを時速60kmで3周する。時間にして一周当たり約6分だったが、運転している身には2分から3分程度の出来事のように感じられた。
 では富士スピードウエイをAZ−1が走るという歴史的瞬間を余すことなく紹介しよう。まずコースの図を示す。この図中には「写真1」とか書いてあるが、これは以下に紹介する写真の番号とそれを撮影したコース上の位置を示すものだ。




 では走行した順に写真を紹介していこう。


写真1 エンジンスタート。AZ−1サウンドが富士に轟いた瞬間だ





写真2 スタート、そして第一コーナーに全車突入!           
    ちなみに正面に見えるコンクリートの向こう側に30度バンクがある





写真3 第一コーナーを抜けた直後                  
    先頭あたりに位置しているのだが、かなりの数のAZ−1が見える




写真4 サントリーコーナー。第一コーナーの次にくるコーナーだ。