形状の比較

 F6AからK6Aのエンジン形式で変わったところ、それは素材が鋳鉄からアルミ製に変わったことである。両形式のエンジンをカプチーノは搭載している事から補器類に大幅な変更が無い事が考えられる(アルトワークスはフルモデルチェンジ)。そこで手元にあるHT06タービンと中古購入したRHB31タービンを比較したところ、エキゾーストやエアパイプのサイズ、角度、レイアウトに変更が無い事が分かった。
 ただし、冷却水のパイプはRHB31はAZ−1独自の物らしく平行であるのに対し、カプチーノやアルトワークスでは、HT06、RHB31供下側のパイプが下向きになっていてパイプ径はHT06が太くなっている。アクチュエータも容量がアップされたのか、やや大きい物が取り付けられている。



 EXブレードの形状としては、HT06の方が流行の斜流に近い形状をしている。



 IN側のブレードはRHB31の4枚の高低のセットに対し、HT06は5枚の高低のセットであることから同回転時におけるエア量がHT06の方が多いと言う事が推測される。