ブラシの改造
ブラシの角を1〜2mmほど削るとモーターが回るようになるという情報を得たので早速やってみた。
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角を削る前 |
削った後 |
右の写真では角がなくなっているのが分かるだろうか。こうすることによってスターターが回り出す原理を説明しよう。コミュテーターは本来絶縁されているものであるが、モーターの場合はコミュテーターにブラシが当たっているためショートしている状態になっている。ブラシと接触しているコミュテーターの数が三つとか四つになったりすると、同じブラシから正転と逆転の力が出て回らなくなるとのことである。そこで角を削ることにより、コミュテーターをショートさせる確率を減らし、モーターがちゃんと回るようにするというものなのだ。