ハッチをあける

 次にエンジン部分を蓋しているメンテナンスハッチを外す。6ミリボルト6本。AZ−1はFFのユニットを利用している関係か、重要部品のほとんどがメンテしにくい室内側に向いているのが困りもの。
 プラグ交換には配管向こうに見えるヘッドまでたどり着かないとだめだ。そのため手前の邪魔になるゴム配管を全部外す必要があるが、ホースバンドを緩めるだけなので簡単。写真を見るとパイプに油染みが見える。これは配管の継ぎ目から加給されたエアが漏れているため。オイルはブローバイから回ったものと思われる。漏れていたところは確かにホースバンドの締め付けが緩かった。点検したことのない方は一度見た方がいいかもしれない。私はマツダに保証継続点検(12ヶ月点検)に出したにもかかわらず、どうもこのハッチは開けていないようだ。(-_-メ)



 外した配管は3本。私の場合固着はなくすんなり外れた。外したら埃などの侵入防止にガムテープなどで開口部を塞いでおくこと。



 次にアクセルを戻したときにプシュプシュいうエアコントロールバルブから太い方のホースを外し、本体は左へぐっととやると外れるので(クリップ式で固定の為)邪魔にならないところへよけておく。こいつのステーがプラグのカバーと共締めになっているのだ。(写真右側三角状のもの)プラグはシリンダーヘッドの谷間にあり、ゴミが溜まりやすい為に蓋できっちりとカバーされていた。(写真左のプレート状のもの)更に横からの進入を防ぐためにプラグコードでさえ幅ぴったりのスリットを通しているという徹底ぶり。蓋をはずした後、ようやくプラグをはずす。


 配管の継ぎ手からあれだけオイルけが吹いているので、インタークーラーの中にオイルが溜まったりしていないかをドライバーにウエスを巻いて突っ込み確認する。酷いようならインタークーラーを外してガソリン等で洗うつもりであったが、幸い大したことなかったので今回はそのまま組む。