仕切板がはずれた場合の対策

 マフラーの太鼓の中には、仕切板が溶接されて固定されている。この溶接がはずれて異音が発生するというわけだ。しかしこの仕切板の位置がわからないと修理のしようがない。そこでまずは仕切板の位置を探そう。
 マフラーの太鼓部分をよく見ると、中央部分は焼けたような色になっていると思うが、ある部分を境にして急に焼けた色が無くなっていることがわかる。この境目が仕切板の位置なのだ。

 次に、ポルコさんが描かれたマフラー内部の想像図をもとに対策法を紹介していく。



 どのような対策をとるかというと、マフラーの仕切板が溶接されている部分に一旦細い穴をあけ、開けた穴から外板と仕切板を溶接して仕切板を固定するというものである。



サンダーで細い穴を開ける。長さは約3cmで、太鼓全周に12箇所あける。




あけた細い穴




最後は溶接して出来上がり