上下位置検出センサ用ステー


上下位置の確認に左のリンクの位置をセンサで確認しました。
ただ、この左のリンクはシフトレバーを左右に動かすと、リンク自体も左右に動き、
リンクのロッド自体が回転する(ひねりが加わる)という構造上の性質もあります。

左図はレバーが[左]+[上]の状態で1速です。




左図はレバーが[右]+[上]の状態で5速です。

左のリンクの水平方向の位置が1速と5速でこれだけ違います。
また、左のリンクの連結調整用ナットの角を比べると、リンクのロッド自体が回転しているのが確認できます。




よって、上下位置検出センサ用ステーは上図の下側のリンクロッド用のスリーブ(黒色)に 固定できるように左図のようなステーを作成しました。固定方法は結束バンドで行います。

これによって、リンクの左右の振れにもステー自体が一緒に動きますので、位置の検出が簡単になります。
通常のシフトワークには問題なく耐えられると思います。