ボンネットの加工

 加工です。
 ボンネットは平坦なノーマルの方を使いました。僕のこれは昔ホーネットで使用していたので、まずステッカーをはがし、樹脂の食いつきをよくするためヘッドライトの穴の周りを削ります。裏側の折り返しの部分も全部切って、削ってしまいます。
 そして樹脂を塗りガラスクロス、マットを張り付けるのですが穴が大きいため、ただ張り付けたのでは樹脂の重みでクロスが下に陥没してしまい、これでは面がそろうまでに何回貼ればいいのかわからないので、窓の網戸に使う網を使ってボンネットの上にテープで適当に張り付けて土台を作り、その上に樹脂、クロスを張り込んでいきます。網は樹脂がついても伸びたりしませんが、それでも簡単には面がそろいません。また1ヶ月位覚悟しましょう。




 ここからはサイドシルの時と同じように、削っては貼っての作業を何度もやります。今回はヘッドライトに干渉してはいけないので裏側もこの作業をします。



 しっかり面が出たら、型紙に合わせ線をボンネット上に引き、グラインダーでカットし、リューター(ドリルにフレキシブルホース接続)で細かい部分を仕上げ、塗装します。





 出来上がったら、裏から光を通さない様なテープか何かを貼りましょう。そうしないとヘッドライトを点灯させると、樹脂で付け足した部分はムラムラに透けてしまいます。僕はステンレスのテープを貼っておきました。アクリル板は薄くて、強化型と書いてあったような物を使いました。曲げるのは、曲げたい部分をストーブ等で暖めて、定規、パイプ、机の角、を使って曲げます。ずっと雨の日、風の日、晴れた日、使ってますがヘッドライトの熱位ではゆがみも出ません。