ドアロッくんIII本体の取り付けと配線

 まず準備段階として、エンジンフードとバックウインドウパネル(リアウインドゥを囲っているボディ部分)を取り外しましょう。エンジンフードはステーにある4本のナットを外すだけです。バックウインドウパネルはズラリと並んだ、星型の穴の空いたトルクス(ヘックスローブ)ボルトを緩めます。さらにドアダンパーの近くにもボルトで止まっているので、忘れずに緩めて下さい。この準備作業は必ず2人以上でやりましょう。特にエンジンフードは重いので、1人でやろうとすると、ボディに傷を付ける事になります。 これで、準備完了です。



F.本体の取り付け場所は、耐久性の問題から室内に限定されています。ハーネスはエンジンルームから引き出すことを考慮すると、座席後部辺りが良さそうです。
 カーペットを捲くってみると、「ここに入れて下さい!」と言わんばかりの凹みがバルクヘッドパネルにありました。即、決定です(^^)。 でも、ここはオプション部品か何か入るんでしょうか?
 ここにドアロッくん本体を両面テープで貼り付けます。ちなみに左下に見える青い部品はヒューズです。アンテナは適当に横に伸ばしておけばよいでしょう。

 次に本体から出ている全てのワイヤーハーネスをエンジンルームに出しましょう。ここで私は大きなミスをしてしまいました。写真を見るとすぐ隣のメンテナンスハッチにハーネスが通っています。この時はAZ-1を購入して1ヶ月ほどだったために、どこを通したら良いか全然分からなかったんですねぇ。そのため、目に留まったメンテナンスハッチにスポンジで保護しながらハーネスを通してしまったのでした(^^;;。

 正しい位置というと、掲示板で聞いた話によるとECU(コンピュータ)が入っている所ですね(運転席後方下側の蓋を開ける)。私は未確認なので言い切れないところではありますが・・(^^;;。とりあえず、言い切ってしまって話を進めましょう。ECUから出ているハーネスに沿うようにしてバッテリーの方までハーネスを伸ばしましょう。
 ここで、タイラップで固定して行く前にハーネス保護のため、コルゲートチューブで覆いましょう(最近は原価低減しまくって最初から付いてない車もありますが・・・)。



G.写真のようにおしゃれなコルゲートチューブで覆うと、貴方のエンジンルームがよりいっそう引き立つ事でしょう。 ←アヤしい輸入品の説明書にありがちな文句(^^)
 ドアロックモーター行きのハーネスは、写真の位置からピラーの方へ持って行きます。電源ハーネスはそのままバッテリーへ持って行き、O形端子orC形端子をカシめてバッテリーに確実に接続しましょう。写真は手抜きのため、リアウインドウパネルが付いていますが、気にしてはいけません(^^;;

あ、バッテリー端子はショート防止のため、マイナス側から外しましょう(取り付けはプラスから)。



H.再び手抜き写真です(^^;;。リアウインドウパネルもエンジンフードも付いてますが、気にしないで下さい(実際、取ったとしても汚くて何が写っているか分からない)。

 白線の様にハーネスをボディに固定シールを貼りながらルーフの方へ持って行きます。その時、ドアの時と同様、振動によってボディの縁でハーネスが切れたりしないように配線経路には気を付けましょう。

 ルーフまで持って行ったら、いよいよドアから持ってきたハーネスとドッキングします。適切な長さに切断したら、端子をカシめます。適切な長さなんですが、ドアを閉めた時にハーネスが引っ張られるので、ドア側のハーネスには開けた状態で十分なたるみを持たせて下さい。ドアのページ、手順Eの写真を参考にして下さい。

 さぁ、8個の端子を接続したら動作チェックをしましょう。メカ好きにはタマラナイ音と共にドアロックレバーが前後に動くはずです。
 ん?何回も動かしながらニタニタしている人は誰ですか?(^^) 確認が終わったらリアウインドウパネルとエンジンフードを組付けて完成です!(^o^)/


 しかしまだ終わっていません!乗り降りの際、なにげに操作する練習を十分にやらなければならないのです(^^)。そう、まるで自動で開閉されてるかのようやるとカッチョいいですよ。キーをポケットにしまう時に車を背に、何気なくボタンを操作するのがベストでしょう。
 決してリモコンを車に向けて、これ見よがしにやってはいけません。それでは「テレビを見ようとするオヤジ」の図が出来上がってしまいます。日本一のドアロッカーを目指して頑張るのだぁ!! ←はい,悪乗りし過ぎましたm(_ _)m