付着したガム分の外観、その2

 全体的にガム分が付着しているようにも見えるが、例外的に付着していない部分があった。それはゴムやプラスチック部分である。

 燃料ポンプの上側のプラスチック部分、並びにゴムホースの部分。そしてビニール被覆がしてあるコード。



 コネクタ部分。



 フィルター部分。



 そしてゴムのガスケットで隠れていた部分。



 それにしても、本当にガム分なのだろうか?? ちなみにすぐ剥がれる。



 ガム分、即ち有機化合物であることを確認するため、バーナーであぶってみた。



 火が付いた。



 跡形もなく燃え切った。やはりガム分だ。



 ちなみに、このガム分を溶かしてみようと、アセトン、テトラヒドロフラン、ジクロロメタンなど、結構溶解力のある溶剤に溶かしてみようと試したが、常温では全く溶けなかった。もしガム分がたまったら、剥がすというのが最も確実なようだ。


 次頁では、ガム分が付着した燃料タンクに入っていた燃料ポンプを分解して、中身を確認する。この燃料ポンプ、動いたり動かなかったりしたそうだ。