燃料タンクの錆とり

 燃料タンクの錆取りといえば、普通は液体の錆取り剤を使う。今回は、それを使っての錆取りは基本的に行わず、サンダーで錆を落とした。結論から言うと、AZ−1のガソリンタンクの錆取りは、サンダーが一番効果的である。



 AZ−1の燃料ポンプの蓋部分は、アルトやワゴンRのものと違って、楕円形をしている。そのため専用部品となっている。部品を共通化せず、つまらんことにコストをかけているなあと、錆取りをするまでは思っていた。が、楕円であることが結果的に大正解。サンダーがタンクの中に入るのである。


 試しにさらっとサンダーで磨いてみた。すると、錆が取れる取れる。



 これはいけるということで、さらにサンダーで磨きをかける。細かい所までは取れないのだが、かなり綺麗になった。しかも短時間で完了。




 タンクを逆さまにしてふるい落とした錆と、サンダーで落とした錆を合わせたら、なんと110gも取れてしまった。



 この錆落としだけでも十分かもしれないが、細かいところは残っている。そんな錆は錆取り剤を使って落とす(後日紹介)。

 次頁からは、燃料ポンプを見ていく。