下回りの錆&その他

 ヘッドライトの横、フロントバンパーの付け根あたり。錆びていない。



 フロントとリアの下回り。左側の写真がフロント右。錆びていない。



 フロアの下。錆びていない。



 錆とは直接関係はないが、AZ−1で劣化しやすい部分を見ていく。それが所々の穴に貼ってあるテープだ。これが腐って水が入ってくる可能性があるのだが。そのテープまで痛んでいない。





 ここまで錆が発生していないと、どこかでメンテナンスしていたのではないかと疑ってしまうのだが、それを否定する証拠も得られた。ドアの外板を外そうとしていたときのこと。矢印部分にシムが入っていることがわかる。このシム、外板の面の高さを合わせるために入っているのだが、一度外板を外してしまうと、どこに何枚入っていたか訳がわからなくなってしまう。しかし、この車にはシムが入っていた。つまり少なくともドアの外板は外されていない可能性が高いことを意味する。さらにいうと、最も外しやすい外板であるドア外板が外されていない可能性が高いと言うことは、その他の外板が外された可能性は極めて低いと言える。



 というわけで全然面白くない車だった。朽ち果てる寸前を期待していたのに。
 錆びさせないポイントは何かは全然わからなかったが、こんな奇跡のようなAZ−1も存在するんだなあと感心する以外ないのであった。