「K」さんのAZ−1、その2

 エンジンルームを見せてもらった。



 リザーブタンクには、温度計付きのラジエターキャップがあった。



 メモリは200℃まで刻まれているが、ほとんど意味のない領域だ。



 ラジエターキャップをとってもらった。すると、温度センサー部分が極端に短いことがわかる。これではクーラントまで届かないので測温できないはずだ。しかし、表示される温度は80℃ぐらいになり、それなりに妥当な温度を示すとのことだった。ちょっと意外である。



 非常に驚かされたのがオルタネータだった。AZ−1純正は三菱製なのだが、このオルタはデンソー製。三菱からデンソーへのスワップは、(私は理由がわからないのだが)それなりの数のAZ−1に施されている。



 さらにこのオルタはリビルト品だった。



 ここまではよくある話なのだが、驚かされたのがコネクタである。緑色の純正コネクタがそのまま接続されている。三菱とデンソーは形状的には互換性があるのだが、コネクタ形状が違うのでポン付けはできない。が、リビルト屋でレギュレータを独自に製造し(?)、純正のコネクタが付くようになっている。こんなことができるんだ。どういう構造になっているのか分解して確かめたい一品であった。三菱とデンソーの違いについては、ここを参照。



 次頁では、会場の様子をみていく。