キワモノ車を探せ、その1

 キワモノ車とは、とんでもない改造車のことを指す。950台集まったのだから、300%くらいブチ切れたロードスターがやって来ると思っていたのだが・・・。結果は至ってまともな車ばかりであった。しかもモディファイしている部分はプラスチックでできているフロントバンパーの部分や内装だけというのがほとんどで、今ひとつキレ方が少ない。また市販のパーツをそのまま組み合わせてモディファイしているものが大半であり、創意工夫のあるものは少なかった。その一方で、ドレスアップとは全く逆の純サーキット仕様・ジムカーナ仕様というのも少なかったように思う。



 ちなみにブチ切れた車というのは、例えばこういう車を指す。全身羽根だらけ(この車の詳細はここまで)。人間、やるからにはここまでやらなければ・・・この車、10周年ミーティングにはしっかり来ており、主役のロードスターを差し置いて、雑誌「Option」の取材を受けておりました。
 とはいえ、気を取り直していってみよう。




 全身ピンクのロードスター。しかも後ろには熊の縫いぐるみにが乗っている。写真ではわかりにくいが、ホイールも熊のデザインなのだ。この熊さんロードスター、全塗装したのではなく、フィルムで覆っているだけとのこと。それにしてもピンクだらけの車に長時間乗っていて、よく目がつかれないものだ。




 おっと、出ましたCスペックのロードスター。ワイドボディーに換装されて、3ナンバーとなってしまい、一見するとロードスターには見えない。ちなみにCスペックはこの1台のみの参加となっていた。





 さて、これはオリジナルのモディファイ? それとも市販品? ちょっとわからないが、個人的にはこのすっきりとしたデザインは好きだなあ。