累計生産2百万台記念のファミリア、その2

 このような特別な塗装をしている車で気になってしまうのが、どこまで本気で塗装しているかだ。一般的な全塗装なみなのか、この車だけの特別な塗装がしてあるのか・・・その点を見極めていこう。

 ヒンジなどのある部分。金ピカ。別の色(例えば白)の車を後から金色に塗装したのではなさそうだ。



 決定的なのは、下回りの塗装。スペアタイヤの入る部分はもちろん、サイドシルまで金色になっている。元から塗装していたのだ。当時はロボットではなく人間が塗装ガンを使っていたため、このようなことができたのだろう。



 ホイールも一部金ピカ。



 タイヤも恐らく当時物。BSのマークが小さい。



 さらに気になるのが車台番号。こんなめでたい車なのだから、キリ番になっているのかと思いきや・・・



 なんか、どうでもいいような番号でした。そりゃ、キリ番が来るように200万台目を調整しないよねえ。

 それに引き替え、最近の記念車は・・・普通の車にカッティングシートで数字を貼っただけじゃん。この車は防府工場での累計生産1千万台を記念した車だ。



 今回はこれでおしまい。次回は、「マツダの歴史コーナー」を中心に紹介する。昔はこんなんだったんだと、驚かされる。