マツダミュージアムツアー、その1

 マツダオープンデーでは各種のイベントが行われたが、それについては次回概要を述べる。マツダミュージアムツアーも当然イベントの1つとなっており、また展示されているAZ−1状況を定期的に確認する必要があるため、最初に紹介する。


 まずはおきまりの定点観測である。エントランスホール。マツダの歴史絵巻が書かれているところだ。



 AZ−1健在なり。



 歴史絵巻には、CX-3やロードスターなどが加えられた。




 歴史絵巻の最後は、2030年。その間、どんどん新型車が増えていき、歴史絵巻に書き加えられる。そのため、歴史絵巻の余白はどんどん少なくなっていく。前々から言葉を変え・表現を変えて繰り返し主張してきたが、そんな厳しい状況の中でAZ−1が掲載され続けるためには、たゆまざる努力が必要である。ミュージアムツアーをはじめとしてAZ−1をどんどんアピールすることはもちろん、アピールの質も高めていく必要があると考える。アピールの質とは、単に見て回るというレベルの低いことを繰り返すのではない。目的を・テーマを持ったことを行い、我々の努力の証をAZ−1本体に残していくことである。これは他のミュージアム展示車両ではほとんど行われていないことなので、高いアピール実績になると考えている。



 では肝心の展示されているAZ−1を見ていく。なかなかの人気ぶりだ。



 定点観測を行っていると、若干変化があった。AZ−1の下に置かれているパレットの形状に変化があった。以前から何回も変わってきたが、今回は金属製の小さなものになった。パレットの中を見ると、以前よりは少なくなったように見えるがクーラントが漏れている。



 よく見てみると、運転席・助手席ともキーが開いていた。何者かが、何かをやったに違いない。何かされているということは、それなりにニーズがあるということだ。ニーズがあるということは、消されはしない方向にある。その方向が確認できただけでもよしとしよう。



 次頁では、ミュージアムのパンフレットやお土産をみてみる。