レストア中のコスモスポーツ、その1

 マツダミュージアムに展示してあったコスモスポーツのレストアが進行している。三次の50周年ミーティングで、レストア途中の状態が初公開されたが、岡山では進捗状況の紹介となった。三次ではドンガラの状態だったが、岡山ではエンジンやタイヤまで載った状態になっている。



 三次では確認できなかった詳細部分を見ていこう。この車の凄いのは、車台番号である。L10A-10110なのだ。何がすごいかというと、レストア中のコスモスポーツは、実は輸出用であり、名前はMazda 110Sという。車名と車台番号があっている。これは偶然なのか故意なのか、故意としてこの車がミュージアム展示前まで何に使われてきたのか、真相は未だ謎のままだ。



 エンジンルームを見てみよう。エンジンは載っているが、まだ完全に作業が完了しているわけではない。



 ここでエンジンナンバーを確認。この110Sは前期型であり、エンジンNoもそれなりに若いらしい。



 次頁では、他の詳細部分を見ていく。