流行り物じゃないけれど、いすゞTX80型トラック、その2

 荷台を見てみる。ここが木でできているのは今も昔も変わらない。



 が、下のフレームにも木が使われている。これはマツダのT1500等の三輪トラックでも使われていたので、木の使用自体にはさほど驚かないのだが・・・木に塗装や防腐処理がしてないものが使われているのだ。もし本当にオリジナルを忠実に再現しており、オリジナルの木もこんな感じだったら驚きである。



 中でも一番驚いたのが、荷台下にあるツールBOX。これも木である。しかも塗装無し。戦前の車ならいざ知らず、戦後の車でここまで防腐処理を行っていない木材を多用した日本の量産車は他に無いのではないか。



 再度エクステリアをみると・・・ウインカーがランプではなく、飛び出すタイプ。矢印は駆動用のアクチュエーターを作動させるためのホースと思われる。
 右側の写真はウインカーを真横から見たところ。飛び出してくるものが写っているのがわかるだろうか。