オーバーヒートミーティング定点観測、その2

 ミドルクラスのテンション上げていこう走行会。やはり微増。



 速くない車の元気な走行会。これも微増。



 総じて言うと、最盛期に比較すると少ないものの、エントラント数は微増もしくは底打ち、観客数は最盛期の半分程度というところか。以前から言っていることだが、不況などがあっても来る人は来る。高速道路1000円乗り放題という非常に恵まれた環境でも、来ない人は来ない。
 一方、フェラーリをはじめとするヨーロッパ車の参加は目に見えて減少している。独断と偏見で言うと、ヨーロッパ車関係は買っても維持できずにすぐに売り払うミーハー、もしくはカネにブイブイ言わせる単なる目立ちたがり屋が多い、つまり真に自動車趣味をやっている人の割合は少ない。従って、この15年でこのような人達は淘汰されたといえる。
 一方で日本車、さらにはアメ車の割合が増加傾向にある(ヨーロッパ車が減ったのだから当然)。子供向けのイベントをやめても増加傾向にあるということから考えると、真に自動車趣味をやる人に絞られているのではないか。以上はかなり無理のある結論だが、良い傾向だと思う。



 次はショップ数などの変遷を見ていきたい。下の写真は3年前のもの。



 去年、2014年。



 今年、2015年。



 おしなべて言うと、減少傾向にある。エントラントの数は底打ちしたとはいえ、一般観客が減ったことが最大の要因ではないだろうか。


 オーバーヒートミーティングのレポートはこれでおしまい。来年もオートポリスでのマツダファンフェスタと、オーバーヒートミーティングの日程が重なってしまいそうだが、個人的にはオーバーヒートミーティングに期待している。いろいろな怪しい車や怪しいショップが集まってくるためだ。来年もまたおあいしましょう。