その他、壊れた部品

 ヒーターホース。エンジンに一番近い側に穴が開いた。応急処置として、穴の開いた部分を切り取って使っていたが、部品入手後に交換した。



 1990年9月24日製造と思われる。車歴と符合している。



 穴の開いたラジエター。クーラント漏れ防止剤でしのいでいたが、どうにもならなくなって、解体屋から取ってきたラジエターに交換した。



 どうもアッパーホース側の根本にクラックが入っているらしい。



 ちなみに解体屋から取ってきたラジエターにも穴が開いていたので、そのままでは使えなかった(なんのこっちゃ)。ラジエター屋に修理を依頼したら、コア(ヒダヒダの部分)交換でなんと13600円。しかも3時間で修理完了。こんなんだったら、はじめからラジエターを修理すれば良かった。


 フロントのハブベアリング。スピードに合わせて、コトコト音を出し始めた。ハブベアリングがダメになると、コーナリング時に異音が発生するというのが定番であるが、ちょっと状況が違った。



 原因を探るため、分解してみた。



 すると、内側の軸受けに傷が入っていた。恐らくこれが原因と思われる。ボールに異常は確認できなかった。



 車検を受けたばかりだというのに、ゴムブーツ類が破れるという不具合が発覚。いったい何を点検していたのかと言いたくもなるが、まじめに時間をかけて点検したらしたで「痛くもない腹を探るな」と言い、不具合を発見したらしたで「重箱の隅をつつくようなことをするな」と言う。じゃあどうすりゃいいんだという話になるが・・・メカニックもかわいそうである。我々としては、「何か見つかっても何もするな、自分でやるから」というのが双方ともに一番いいのではないのだろうか。メカニックは何もしなくてもいいし、点検ミスがあったとしても依頼者の指示で何もしなかったと言い訳できる。依頼者は無駄な工賃を払わなくて済む。
 笑い話的なことだが、車検を受けた直後の帰り道で、燃料ホースからガソリンが漏れ出すは、スピードメーターケーブルが切れるはといった悲惨な体験をしたことがあった。が、何もするなと言っている以上、私としては文句はつけられない。何か異常はなかったかといった状況確認だけ行い、自分で修理した。


 あれこれ点検していると、AZ−1のゴム部品はどうなんだと心配になってきた。次回は「緊急検証AZ−1のブーツ類」をお送りする。