ザクの動力パイプ

 エンジンルーから排気管がはみ出しているクラッシックカーは多い。しかし、何がどうなっているのか詳細がわからない。そこでじっくり観察してみることにした。
 リアからみると、こんな感じで見える。V8エンジンなので、本来は片側で4本出ていてもおかしくないのだが、エンジンルーム内でまとめられているのだろう、片側から2本しか出ていない。



 動力パイプに寄って見た。蛇腹がついているが、これは排気管そのものではなく、火傷防止のプロテクターだ。



 この角度から見ると、動力パイプは前後で長さが異なることがわかる。



 して、フェンダーの中に入っていた動力パイプはどうなっているのかみてみた。
 銀色に輝いていた動力パイプは一転して黒色に塗装され、フェンダーの中で目立たなくなっている。写真は、前側の動力パイプである。エンジンルームから出ていた動力パイプはフェンダーの中でフランジによって別のパイプとつなぎ合わされている。写真ではわかりにくいが、ガスケットが入っていないようにも見える。



 この2本は、フレームの付近で再度まとめられ、後方へと向かう。撮影することができなかったのだが、最終的にはフロア下で1本にまとめられているようだ。



 次頁では、リトラクタブルヘッドライト及びその他の部分を見ていく。