結果発表

 その前に、まず紹介したいのが発注後に送られてくるメール。MonotaROは土日祝は5%引きになる。純正部品も土日祝特価が適用されることが明らかになった。純正部品が5% OFFで買えるのは大きい。
 今回は試せなかったが、月に1度、自動車関連部品が10% OFFになる日が設定されている。その日に発注すれば、10% OFFになる可能性が大きい。例えば純正ドアダンパーが10% OFFだと大きなメリットがある。





 さて本論の結果だが、発注してからメールが2通来た。1通目のメールは4営業日目に来た。ホースクリップを除き、
  「メーカー廃盤商品のため お届けすることができなくなりました。
   誠に申し訳ございませんがキャンセルとさせていただきます。 」

とのこと。
 例えばホースについては代替部品を提供(案内)することなく、キャンセルとなった。代替部品については、マツダ部品から情報が入っているはずだが、それについて発注者とメールでやりとりするのは時間と費用の無駄と言うことなのだろう。あっさりキャンセルする方が、安上がりというわけだ。
 リアキャリパの構成部品についても出てこない。キャリパピストンASSYを分解して、購入商品にしてくれることもない。
 「同等部品のご案内について」とあるが、これも発注者の方で探せという意味であろう。
 あと、消費税を除く請求金額が80円となっている。MonotaROでは「3000円以上の購入」で送料が無料になるが、このメールでは送料が書かれていない。「3000円以上の発注」で送料が無料になると読める。80円の部品のために、無料で発送するつもりなのだろうか。





 5営業日目に来た2通目のメール。ついに、ホースクリップもキャンセルとなり、請求金額が0円になってしまった(爆死)。80円のホースクリップが送られてくることを楽しみにしていたのに。



 代替部品となった部品は他にもある。例えばリアキャリパピンのブーツ。現在は1A02-33-692Aとなっている。



 旧部品番号は、P100-26-692。同様に旧部品番号ではキャンセルになるが、代替部品番号では発注可能だ(MonotaROのラインナップの中にある)。代替部品番号はマツダ部品に行かないとわからないため、MonotaROに発注する際は要注意だ。



 ところで、今回発注した部品を改めて検索してみると・・・早速「取扱終了」とか「取扱停止中」の表示がでてきた。この表示が出てきたことが確認できたのが、7月28日。1通目のキャンセルのメールが来たのが7月25日。素早く修正されたことがわかる。修正したというか、「EPCから抜き出したパーツの存在の有無を確認していてリストアップした」のではなく、「注文があった際に欠品だったら都度修正していく」というやり方なのだろう。





 また、リアキャリパの構成部品単品が出ないのならば他の構成部品についても「取扱終了」となってもいいはずなのだが、訂正されていない。このことからも、「注文があった際に欠品だったら都度修正していく」というやり方であることがわかる。





 純正部品発注システムについては、宣伝不足もありまだ多くの人に活用されていないようだ。マツダ部品が近くにない、という人ばかりではなく、純正部品を安く買いたいという人にとっては非常にありがたいサービスである。欠品の発生によって最終的な請求金額が3000円を下回っても、最初の発注金額が3000円を上回っていれば送料はかからないようなので、その点も安心して発注できると思う。
 最後になったが、「マツダ部品には在庫がないためすぐに手に入らないが、製造元で再生産すれば1ヶ月遅れで手配できる」という部品の扱いはどうなるのか、機会があれば試してみたい。