ライスロケット製ハイパワーIGコイル

 約5万ボルトの電圧を発生するというハイパワーIGコイル。実際に作動させることはできないがその詳細を見ていこう。



 接写したところ。下に見える白い長方形のものはセメント抵抗と思われ、バラスト抵抗として機能しているものと推定される。



 純正のコイルは細長いが、こいつは丸い。



 このコイルの最大の特徴は、ポン付け可能なことだ。矢印で示すコネクタは、純正と同じ。コイル本体を取り付け、このコネクタにあう配線を接続し、専用のセンターケーブルをデスビにつなぐだけでOK。なおノーマルのセンターコードを流用すると「溶ける」とのこと。注意が必要だ。



 別の方向から見ると、端子が4本でていた。そのうちの2本を使っている。別の端子を接続したらどうなるかは不明。



 このコイルは、事実上のデモカーに取り付けられていた。次頁で、車にどのように取り付けてあるかを見ていく。