記念寄せ書き及びセパン24時間耐久クラス優勝トロフィーの奉納

 本来であれば、この奉納行事のレポートが目的だったのだが・・・前夜祭で食べたものにあたって当日は轟沈。とても参加できる状況ではなかったため、主催者でありながら出席できないという自体となった。ここでは、後日ミュージアムに訪れた際の車の様子を紹介する。

 セパンのトロフィーとともに、下記のような寄せ書き(一例)をミュージアムの車に奉納した。



 トロフィーはボンネット下のトランクへ、寄せ書き関係はシート後方にある隙間に目立たないように入れた。



 このような活発な取り組み行っているマツダ車オーナーは、AZ−1オーナーが突出している。過去のレポートでも触れたが、マツダミュージアムに展示可能な台数(18台)の枠を死守するには、オーナーの積極的活動が何よりの薬である。「今度の展示車両はどれにしようかな??」といったことを決める会議がある際、「人気の有無」が重要なファクターになっているのは間違いない。「来場者の受けが良い」というのも実績の1つだが、あくまでもミュージアムの係員の人による定性的な評価結果でしかない。「形に残る実績」こそが定量的評価となり、最強の武器となる。
 その武器が有効に機能したと思われる事象が最近生じた。マツダの公式ブログで「歴代マツダ車の人気ランキング」が掲載された。1位は当然ながらコスモスポーツ。AZ−1はというとランキング外なのだが、文章でさらっと紹介されている。ランキング外としては特別な計らいといってもいいだろう。AZ−1の写真だが、FDの後ろに写り込んだものが掲載されている。これもまた、ブログ作成者の配慮と考えられる。「形に残る実績」は、このようなところにしっかりと生かされる。

 ランキングで意外なのは、ロードスターがランクインしていない点だ。ランキング一位のコスモスポーツの横に展示されているにもかかわらずだ。現時点で20年以上経過しているとはいえ、まだ町中で見かける車なのでランク外になった可能性が高い、一方、ロードスター10周年ミーティング・20周年ミーティングといった、マツダ全面協力のもとに行われるような大きな実績を残す車であっても・マツダの歴史を語る上で無くてはならない車であっても、ミュージアムに対する直接的な実績がないと容赦なくランキングから外れてしまうという見方もできる。

 従って、何かにつけて行うミュージアムツアーは今後も継続していきたいし、継続していく必要がある。