外観
一見すると四輪タイプのイセッタと変わらない。
顔が大きくてケツが小さい。顔が大きな理由は、皆さんご存じの通り、真正面がドアだから。今回の展示では、ドアを開けられはしなかった。
この車の特徴は、後輪が一輪になっていること。日本では前輪が一輪のパターンが多いが、外国ではリアが一輪のパターンが多い。物まねニッポンが、後輪一輪の構造を採用しなかったのは、前輪一輪の方がステアリングの構造を簡単に済ませることができたためだと思う。
スペックは、説明書きを参照のこと。この車はイギリス生産のアメリカ仕向けだったのだそうだ。図体の大きなアメリカ人が、よくこんな小さな車に乗れたと思う。
次頁からは、後輪部分の詳細を見ていく。