インナー側のブーツをアウター側につけてみる

 ついでなので、インナー側のブーツがアウター側に取り付けられないか試してみた。下の写真は、左からSB21、純正アウター、純正インナーの各ブーツである。当然ながら、純正インナーが一番長い。



 インナー側に取り付けられているインナー側用のブーツ。長さは約82mm。



 はずして長さを比較してみた。インナー側は、やはり約10mm長い。

純正アウター 純正インナー


 純正インナーブーツとドライブシャフトを並べてみた。問題無く縮めることができるのだろうか。



 「10mmの長さの違いは大きい」と思っていたのだが、何の違和感もなく付いてしまった。じゃあ何のためにインナー側とアウター側でブーツの種類を変えたのか、さっぱりわけがわからない。



 ジョイントを最大限曲げたところ。これまた違和感がない。



 ジョイントの外径はインナーもアウターも基本的に同じであることが今までの経緯でわかっている。それもあって、インナー側のブーツをアウター側に付けることは可能であることがわかった。

 ではなぜアウター側とインナー側でブーツの形状を変えたのか、次頁でその理由を考えてみる。