コンテッサ

 この車は、トラックメーカーの日野自動車が作った唯一の乗用車であることで有名である。しかも正式には「日野・ルノー」。「日産・ルノー」が発足する遙か前に、ルノーは日本進出を果たしていたのだ。しかし、当時どのようにフランス人とコミュニケーションしたのだろうか。あの高慢なフランス人が英語を話すはずもない。それを考えると、日産の人はかなりの苦労を強いられると思われる。と思っていたら、ゴーン氏はニュースのインタビューで英語を話していたぞ、あれれ。しっかし、彼の英語を聞いていたら、日本人にとっては本当にわかりやすい英語だった。アメリカ人はフランス人の話す英語を見習うべきだ(笑)。




 それはさておき、今回最も遠くからやってきたのがこの車である。話によるとこれからまた九州まで旅立つのだそうだ。車自体は比較的きれいなのだが、バンパーやライト周り等、オリジナルではメッキであった部分が黒く塗装されていた。謎だ。
 エンジンは縦置き。ミッドシップではない。写真では一部しか写っていないが、外気を吸い込むためにあけられたスリットが美しい。