エンジン及びミッション
がばっとあいたエンジンフードから、ポリッシングされたエンジンが見える。横置きだ。
ベルトラインから大きく上にはみ出るタペットカバー。この車はOHVなので、カムカバーではないのだ。見た目、腰高のエンジンに感じる。
横置きのリアミッドシップなのに、エンジンがほぼ中央にある。ということは、ミッションは、リアウイングの下あたりにあるということだ。どおりで、リアミッドシップとはいえ、リアのタイヤがかなり後方にあるわけだ。
後方下よりのぞき込むと、2本のドライブシャフトが車体のほぼ中央から出ていることがわかる。ドライブシャフトが刺さっている部分はデフだ。この車のミッションは、正確にはどういう構造になってるんだろう?? 普通はAZ−1のように、エンジンの横(クランクシャフト側)にミッションがつくため、エンジンは左右のいずれかにずれざるを得ない。
長かったカウンタック展のレポートも、これでおしまい。ベクターはモーターフェスティバル2012で走行したのだが、この日がAZ−1の20周年ミーティングと重なっていて、私は見ることができなかった。残念でしょうがない。