ドア、その2

 またまた気になってしまうのは、ドアのラッチ部分。これもかなり特徴的だ。ドア側に付いているストライカー部分。箱状になっている。



 ドアが閉まるときは、Bピラーにあるラッチにはまる。



 そのラッチの上には、モデルプレートがある。ついでなので見てみよう。まずベクターを作った会社だが、「VECTOR AEROMOTIVE CORP.」となっている。飛行機を作っている会社のような名前だ。
 判読しにくい部分があるので一部しか訳さないが、「この車はフェデラル(アメリカ合衆国のこと)の規定する自動車に関する安全性云々に関する事項を全て満足している」という意味のことが書かれている。そうなんだ。そんなこと無視して作った車かとず〜っと思っていた。



 助手席側ドアの内装。つり革はない。ドアトリムを一部分を持って、ドアを降ろすみたいだ。



 次頁からは、外観詳細を見ていく。