センチュリーのドア、その1

 「ドア」という変態なところを攻める前に、外観を見ていこう。



 センチュリーの形状は昔からあまり変わらないし、拝むこともないのでよくわからないのだが、恐らく昭和の後期に作られたものだと思われる。



 ホイールキャップにある鳳凰のマーク。レクサスをも超える車、センチュリー。そんな車に乗る有名人の筆頭は、天皇皇后両陛下である。あとはVIP車に改造したヤンキー。天皇陛下からヤンキーまで、この間口の広さは他のどんな車でも見ることができない。確かにレクサスをも超えている車と言える。
 ちなみに、ニュース映像をよくみると気がつくが、センチュリーの後席にお乗り遊ばされている天皇皇后両陛下は、シートベルトを装着遊ばされていない(←この言葉の使い方は正しいのか??)。このレポートを書いている時点で、一般道ならばリアシートベルトの装着義務はあっても罰則はない。
 護衛がいる・暴漢に襲われたときにすぐに脱出できるようにといった配慮もあるのだろうが、正義の味方は何でもありだ。




 では本論のドアを見ていこう。



 インナーハンドル。ここを引っ張ってドアを開ける。



 ドアトリムをさらに見ていくと、スイッチがたくさんある。これはいったい・・・次頁から驚きの詳細を見ていく。