パブリカ スターレット、その3
内装を見せてもらった。するとAZ−1的に言ってすごいものが・・・
ヒーター関係のレバーが縦に付いているのだ。しかもラジオのセレクトボタンや周波数表示まで縦。これにはAZ−1オーナーも参ってしまった。ちなみに、後付けエアコンを付けた際のスイッチが取り付けられるであろう、ブライドキャップも見える(ファンスイッチの下)。
走行距離は21000km程度。納屋に長期置いてあった車とのことで、実走行なのだそうだ。従ってボロボロの車を買ってきてレストアしたのではなく、当時の姿を残したままで最低限の補修を行った車なのだ。貴重である。ひょっとすると、現存する公道走行可能なパブリカスターレットの中で、最も走行距離の少ない車かもしれない。
特徴的な部分は他にもある。ホワイトリボンタイヤが付いているのだ。
当時物なのかと思ったら、現在でも売られているタイヤとのこと。確かに2010年製造だ。
メーカーは住友。ダンロップではない。タイヤの型番はSC870という。この型番でぐぐると、ちゃんとヒットし、売られている事がわかる。
ちなみにチューブレスである。
個人的には、今回最高ランクの貴重な車だと思う。