概要

 この旧車イベントは、最近顕著に増加してきた旧車に関する「町おこし型」のイベントである。主催は地元の商工団体である「佐伯商工会青年部」だ。

 参加資格は昭和に作られた車もしくは主催者が特別に認めた車である。集まった車は国産車が中心となっており、参加車両のメーカーはトヨタ、日産、ホンダ、マツダで大半を占める。




 が、問題もあった。竹槍・出っ歯の族車がやたらと多いのである。全体の1/4〜1/3は族車ではないかと思われる状況だった。
「暴走族風な改造を施した車両など、主催者との方向性・主旨が合わない車は対象外です。」
と申込書に書かれているにもかかわらず、この状況。純粋に旧車を愛する人にとってはいただけない状況であり、旧車変態仲間と眉をひそめていた。受け付け時に追い返せばいいのにと思ってしまう。もしくは申込書と車の写真を送ってもらい、その時点で拒絶していればこんなことにはならなかったと思う。
 この問題は昭和のcarにばる特有の問題ではなく、現実として広島県内で行われる各旧車イベントで見られる現象である。関係者には是非とも有効な対策を検討してもらいたいものだ。

 それでは、次頁より怪しい車を見ていく。