すごいAZ−1

 今書きながら思ったが、旧車のミーティングのレポートなのに、AZ−1関連の記事の方が多いではないか(爆)。
 といいつつも、とんでもないAZ−1が乱入してきたので紹介したい。これは耐久レースを目的とした車両で、M2 1015を惜しげもなく改造したものだ。これだけ改造された1015も他にないだろう。


 ごてごてにつけられた太いロールバーが室内に張り巡らされており、ただでさえ乗りにくいAZ−1がますます乗りにくくなっている。車内への入り方はアクロバティックというか「人間知恵の輪」というか、タコ状態にならないと潜り込めない。カーペット等の内装はすべて取り外されており、内装色はボディーカラーと同じブルーを基調としている。またエアコンも取り外しているそうだ。特筆すべき点は運転席側のルーフにエアインテークが取り付けられていることである。これはダミーではない。徹底した耐久仕様なのだ。エンジンルームではフレッシュエア導入のため、矢印で示したアルミのパイプが、左のエアインテークからエアクリーナーへと直づけされている。




 この車にはさらに以下の改造等が施されている。
自作ライトカバー(ブルー)、オーリンズ車高調ワンオフ テインのスプリング、ピロアッパーマウントF・R(Fはキャンバー調式)、7点ロールバー(自作)、ポテンザRE520S 13インチ(ソフト・ハード2点づつ)、HKSブローオフバルブ、ファルザエアクリーナー自作加工、エンジンマル比チューン、Fフォグ部をエアダクトに変更、右バックランプをバックフォグに変更、ルーフ上ガラスをFRPに変更(自作)、運転席側のルーフにエアダクト、ブーストメーター、油温計、デジタルスピード・タコ切り替えメーター(これらははずすつもりだが、取り付けたままでもOK)、純正タービン1つ、自作マフラー(ストレートパイプ・インナーサイレンサー付き・センター出し)、エアコンなし、スポット増し、無事故車