外観及びフロント部分の詳細、その1

 フロント及びリア正面から見たところ。立ち入り禁止のロープが張ってあるため、残念ながらこんな角度でしか撮影できなかった。しかし、タッカーの偉容さ(異様さ)は、これだけでもわかるというもの。リアから見るとよくわかるが、車幅に比べてキャビン部分が極端に狭いことがわかる。キャビンの幅は、現在の3ナンバー車と同程度か。



 真横から見たところ。人の流れが途切れたため撮影することが可能となった。とにかく長い。不必要に長い。



 リアには「Tucker」とある。車名が入っているのは、外装ではここだけだ。



 フロント部分を見てみよう。



 無駄に大きいバンパー。恐らく鉄製と思われるが、いったい重さはどのくらいなのだろうか。タッカーはハンドメイドに近い車だったため、ひょっとしてバンパーは一体物の板金作品かと思ったのだが、さすがに分割されている。



 中央と左右のヘッドライトの間にある「猿の腰掛」。実際のところ意匠なのか、腰掛けに使うつもりだったのかよくわからない。雨と埃がたまりやすい部分なので、日本では絶対にしない構造だ。



 次頁からは、さらにフロント部分の詳細を見ていく。