オーストラリアの広告

 日本車及び日本のメーカー、日本車に関係するような広告をみてみよう。

 ホイールを売っている会社のようだが、86が写っている。旧車雑誌でもないのに、こんな古い車を出してイメージが低下しないんだ。ちなみにオーストラリーでの86の人気はイマイチのようで、「藤原とうふ店」なんて書かれている86もみなかった。



 アルパインの広告。



 面白いのがNGKの広告。甲冑をまとった侍の絵が描かれている。しかも相当短足だ。



 一部のみ訳すと、日本刀のように貴金属が使われているとある。恐らく白金プラグのことを説明したいのだろう。



 これだけ日本車が走っていると、アフターマーケットにおけるエンジンなどの供給をどうするのだろうと思ってしまうが、中古エンジン屋がちゃんとあった。



 整備の状況にもよるので一概には言えないのだが、価格はこんなもんなかあ。



 驚かされるのはシャシーダイナモの広告がたくさんあったことだ。パワー重視の改造に没頭するが故のお国柄といえる。



 個人がシャシーダイナモを持っているという点には驚かされるが、日本人が想像するシャシーダイナモって、このレベルではないだろうか。



 が、オーストラリアには度肝を抜かれる。大型トラック用のシャシーダイナモまで個人向けに販売されているのである。



 ここまでしっしゃかめっちゃかな改造をしていたら、排ガスなんてどうでもいいことだと考えているのかと思いきや、触媒の広告まであった。



 現に、前回紹介したサニトラには触媒が付いているのだ。日本で改造したら触媒が付いているふりをして、確実に触媒レスにしてしまうところだが、なんとまじめなオーストラリア人。



 あとは現地の日本車専門店の広告。



 次頁からは、オーストラリア現地のミーティングの様子などを紹介する。