ベアリング

 簡単なやつから紹介しよう。クラッチのレリーズベアリングである。



 矢印で示す4番の部品だ。



 純正品(NTN製)と比較すると、矢印部分が若干異なるが、問題ないんだろう。

モノタロウ販売品 純正品


 ハブベアリングが傷んでくると、ごろごろと異音が発生する。AZ-1のハブベアリングのサイズは汎用品と同じである(6007)。型式検索でもヒットするが、さらに安いベアリングがほしければ、モノタロウブランドで両側非接触ゴムシールタイプの6007ベアリングを探す。ハブベアリングは1台あたり計8ヶ必要となる。純正品で1輪分(2ヶ)購入するだけのカネがあれば、モノタロウブランドのベアリングだと1台分(8ヶ)購入できる。恐ろしく安上がりになるのだ。





 ただし1つ問題がある。先ほど「両側非接触ゴムシール」と書いたが、純正品は「片側非接触ゴムシール」なのだ。このことは、パーツリストの絵をみてもわかる。



 実際に使う上では、片側のゴムシールを剥ぐ必要がある。が、シールは細いマイナスドライバーなどで簡単に取り去ることが出来るので、改造のハードルは低い。部品持込可能のショップにお願いする際は、自分でシールを取り除いておこう。