アメリカの中古車雑誌(セレブ向け)

 アメリカで売られていた中古車雑誌。しかも高級車のみ。セレブって中古車を買うの??



 掲載されているのは、フェラーリが圧倒的に多い。フェラーリが6、ランボが2、アメ車が1、ベンツとBMWが合計で1というような割合だろうか。



 気になる価格を見てみよう。328は妥当かなあ。あとはデータ不足(タマ数も少ないし)で、なんともいえない。




 こちらのショップを見ると、相場がどうで、どんな車がセレブ御用達なのかある程度わかってくる。



 フォードGT。5年経過しても値下がり率が低いような気がする。フォードGTは、セレブ御用達の数少ないアメ車の1つ。逆に言うと、自国民に見放されているアメ車があまりに多いのが情けない。



 テスタロッサ。程度はよくわからないが、意外に安いかも〜。



 日本人にとってさらに意外なのはカウンタックがたくさん出回っていた点だ。ディアブロと同等数程度であることを考えると、突出して多いと言える。アメリカでスーパーカーブームが起こったという話は聞かないが、ひょっとするとサーキットの狼(英語版)が出回ったのかもしれない。そうじゃないとこんなにたくさんカウンタックが出回る理由が説明できない。



 この雑誌に掲載されていた唯一の日本車がGT-R。しかも写真をみると、2012年と書いてある。この雑誌は2011年に出されたものだ。予約受付中なのかと思ったら、即デリバリー可と書いてあるので意味不明。仮にこれが2011年のGT-Rとして、GT-Rの価格を基準とすれば、どの車がどの程度の価格で売られているのか感覚がつかみやすいのではないか。



 あとはこういう、ど旧車も売られていた。高い〜。



 今まで紹介してきた雑誌とこの中古車雑誌をみると、共通点が1つある。それはハイパワー車だということだ。想像なのだが、日本車はいじり倒してハイパワーを楽しむ車、高級車はノーマルのままハイパワーを楽しむ車のように、アメリカでは棲み分けされているようにも感じられる(趣味の車の世界での話)。




 話は全然かわって、この中古車雑誌に掲載されていた怪しげな広告。「出会い系」というより「愛人バンク」と言った方が近いみたい。





 個人的には上の広告のお姉ちゃんよりも、下の写真のお姉ちゃんの方が好みなので、アクセスしてみた・・・「男は上目遣いに弱い」というが、これはアメリカでも同じなのか??



 すると、マツコデラックスみたいな人を当ててしまいました(爆死)。



 次回はいよいよファイナル。アメリカ人が行ってきた、驚愕の東京オートサロンツアーの様子を紹介する。もう笑うしかないほどすごいので、お楽しみに。