インターナショナルキャンピング&RVショー

日時:99年2月19日〜21日
場所:東京ビッグサイト東館
レポート:pepsimaxさん

 会場は東京ビッグサイト東館。1、2ホールがメーカー、ビルダーの車両展示会場。4ホールがパーツメーカーの展示会場(コンクールデレガンス会場を兼ねる)となっていました。
 出展企業数は出版社、キャンプ場などを含めるとおよそ100社。行ったのは土曜日でしたが、さほど混んでおらず、お客さんも小さい子ども連れのファミリーやヤングカップルが多く見られ、モーターショーやオートサンロンとは違う、和やかな雰囲気が感じられました。
 総じて車両サイズが大きいため、広いはずの展示場も狭いと感じるほど。昨今のRVカーブームを反映してか、トヨタ・ニッサン・ホンダといった国産車メーカーが直接制作、販売に乗出したキャンパーの種類が増えたのが印象的でした(以前は種類も少なく、制作・展示もセントラル自動車やオートテック等の関連会社が行っていました)。
 不況のせい、というわけではないのでしょう、価格的にも300万円を切る位から400万円位のいわゆるお手ごろ価格(キャンパーとしては)に設定しているのも変化と言えば変化か?バブリーのころは600万以上するキャンパーやトレーラーハウスの展示が目立っていましたから・・・・・・。
 個人的にベース車両がマイクロバスやトラックのキャンパーにはさほど興味が無い(デカ過ぎて車庫に入らない)ので、ミニバン・ワンボックスベースのバンコンバージョン、クロカン4WDベースの簡易キャンパーを中心に見てまわりました。
 トヨタ、ニッサン、ホンダのブースに意気込が感じられましたが、マツダ、スバル、三菱はやや低調ムードといったところ。とくにAZ−1の生みの親であるマツダのブースはトヨタ、ニッサンの半分以下のスペースで、先ごろマイナーチェンジしたボンゴフェレンディとデミオ、それもノーマル+α仕様車しかないのは寂しい気がしました。
 軽自動車はサイズ的な制約がある事と、昨年10月の規格変更でいっせいに新型車を投入した為か既存のクルマのドレスアップ版にとどまっていた感がありました。
 コンクール会場で見かけたオートカレッジ(専門学校)のクルマは造り、出来栄えともすばらしく、とてもニコイチ(表現は悪いが)とは思えませんでした。思わず「欲しいぃぃっ!」と声を上げる人がこのHP読者にもいるのでは?

マツダ(に関係ある)ブース
トヨタブースその1
トヨタブースその2
三菱ブース
その他ブース
コンパニオン編