これは私が求めているマレーシアの雑誌ではない〜!!
ホテルの人に本屋の場所を教えてもらい、早速買いに行った。が、一見して怪しいと思われる本が無かった。「パクリ、無断盗用何でもあり」のこの国でもコンプライアンス重視の考え方が深まってきたのか、極々まっとうな作りになっていたのだ。本とは関係ないが、セパンサーキットではオフィシャルがゴミの分別収集をやっていた。いずれの事象も4年前では考えられなかったことだ。こんな事からも世界の潮流とも言える「コンプライアンス重視」、「環境重視」の姿勢が伺える。急激に変わりつつあることを実感した。
私の求めている雑誌とは、
オートサロンの広告を勝手にパクって掲載する雑誌とか・・・
マレーシアで売られている雑誌なのに、日本で売られている雑誌にそっくりのタイトルがあるとか・・・
変な日本語が書いてあるとか・・・
が、以上のような愛すべき雑誌たちは、コンプライアンス重視の名の下に粛正された(当然と言えば当然だが)。それにしても非常に残念である。発展途上国・中進国こそ最後の砦と思っていたのだが、怪しい自動車雑誌はもはや世界のどこに行っても売られていないのか!? 「ばれなきゃ何をやってもいい」的なノリが最高だったのだが。
次頁から、マレーシアで売られている車を雑誌より抜き取って紹介していく。