説明書

 これが説明書。基本的にAZ−1と同じである。制作手順も同じ。




 最初に紹介したいのは、説明書にあるデカールの貼り付け位置。デカールには純正オプションのステッカーも準備されているのだが、貼り付け位置が指定されているのはナンバープレートやM2 1015のエンブレム、リアエンドパネルに貼るステッカーのみ。「余ったのものは好きなところに貼ってくれ」との指示書きもある。




 リアエンドパネルに貼るステッカーについては、貼る位置の指示があるだけで、どうやって貼るかの指示がない。コンビランプの穴はどうやって開けるんだ? もし貼るとしたら非常に大変な作業のように感じるが、モデラーの人は難なくこなせるレベルの作業なのだろうか?

 また「M2 1015のエンブレム」のデカールをそのまま貼るとなると、立体感が出ない。速報レポートを書いてくれたシムシムさんによれば、ボディを仕上げをした後に、デガールを型紙にしてマスキングを切り出してつや消しブラックを塗る。エンブレムは台紙ごと切り出して、木工ボンドで貼り付けることでエンブレムの厚みを再現し完成させるのが、オーナーの拘りポイントかな・・・と。


 M2 1015に使用する塗料。このキットでは、ボディカラーは白と指定されている。




 フロント周りの組み立て部分。ノーマルのAZ−1と同様、ヘッドライトはボディー側に組み付ける。しつこいが、説明書にはバンパー開口部の格子がない。




 フォグの組み立て。外側から貼り付ける。ヘッドライトやコンビランプの裏側に貼るような反射用のメッキ部品は用意されていない。なぜか73番の部品に塗装指示がない。黒で塗るべき部分だ。




 ボディーとシャシーを合体させる部分。CARAではボディー側がノーマルのAZ−1になっていたというミスもあったが、今回は問題ない。




 パーツリスト。ここで痛恨のミス。ハンチング部分は使用しないパーツを示す。実際には使用するマフラーの配管(26番)が、使用しないパーツに指定されている。もちろん、本編にはこのパーツを使用して組み立てている。恐らく、MSVのパーツリストを流用したためこのようなミスが起きたのだろう。







 次頁からは、M2 1015の発売は、やはり仕組まれたものだった証拠を見ていく。