概要

 この旧車イベントは、最近顕著に増加してきた「町おこし型」のイベントである。主催は地元の商工団体である「佐伯商工会青年部」だ。

 参加台数は約100台。参加資格は昭和に作られた車もしくは主催者が特別に認めた車である。集まった車は国産車が中心となっており、参加車両のメーカーはトヨタ、日産、ホンダ、マツダがほぼ均等の割合だった(強いて言えば族車のような日産車がやっぱり多かったかな)。結果的にではあるが、珍しくメーカーバランスがほぼとれたミーティングになっている。
 ガレージセールに近い形態の出店も含めると、ショップの数は10店舗程度であり、参加台数の割には多い方だと思う。

 イベント内容やタイスケは以下の通り。エントラントフィーが1000円(観客は無料)ということを考えるとそれ相応の内容であり、時間も長くなく・短くもないバランスのとれたものになっていた。自動車趣味的に言うと、愛車自慢のコーナーが設けられていた点が良かったかなあ。基本的には車を並べるイベントにカテゴライズされると思うが、値段相応でツボも押さえていると言っていいのではないか。ただし、遠方から見に来る価値があるかと問われると、とたんに答えづらくなってしまう(^_^;)。



 それでは次頁より、展示されていた車の詳細を見ていこう。